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住宅・オフィス・店舗用防犯カメラとは?

住宅・オフィス・店舗の玄関前、勝手口、車庫前などに防犯カメラを適切に設置することにより、不審者の侵入を抑止したり、記録することができます。

カメラで撮影した画像は専用のモニターや録画装置に送信するほか、外出時に携帯電話などのモバイルデバイスに送信させて異常事態を知らせることも可能です。

防犯カメラが監視する視野はレンズの画角によって決まります。ドーム型カメラの場合は、レンズが上下・左右に自由に回転できる場合が多いので、監視範囲が広くなります。


●主な防犯カメラ・ダミーカメラの種類

アナログ式カメラとデジタル式カメラ

防犯カメラにも、アナログカメラとディジタルカメラがあり、それぞれ特徴があります。

アナログ防犯カメラは通常視野が固定で、監視範囲を常に均一に記録することしかできません。アナログカメラは低機能ですが安価であるため、2008年現在では、ほとんどの防犯カメラはアナログ式カメラです。リモコン付きのカメラの場合は、撮影中に画像の一部をズームで拡大できますが、多くのアナログ防犯カメラ製品は、撮影中に画像の一部をズームで拡大することはできません。撮影後に画像の一部を拡大することはできますが、とても荒れた画像になります。

それに対して、デジタル式防犯カメラは高価で高機能です。デジタル防犯カメラは、撮影中に、リモコンで視野の方向を変えたり、監視範囲の一部をズームアップで拡大撮影したりできます。また、高度なデジタル式カメラでは、人間が監視範囲に入ってくるとその人を追跡するようにカメラが回転したり、人間の顔を自動的に認識して、顔だけズームアップして記憶したり、登録済みの顔情報と照らし合わせて、許可された人物の場合のみ自動的にドアの開閉をする製品もあります。

メガピクセルカメラ

1つのカメラ内の撮像画素(ピクセル数)が100万以上のものを、メガピクセルカメラと呼びます。

ボックス型カメラ

防犯カメラを外形から分類すると、ボックス型とドーム型に分けられます。

ボックス型防犯カメラは、店舗や事務所の天井からぶら下げる、基本的な防犯カメラです。 標準レンズ、広角レンズ、超広角レンズなど用途に応じて監視範囲を指定できます。大きく、角ばった目立つ形をしているので、不審者を威嚇する効果があります。威嚇効果を高めるため、「監視カメラ作動中」といった表示板を設置することがあります。

広い店舗の場合ですと、1つの室内空間に10〜30台の防犯カメラが設置されます。これは、監視範囲に漏れがないようにするためです。また、ある防犯カメラの監視範囲内に他の防犯カメラが含まれていれば、そのカメラに目隠しをされたり破壊されても、他のカメラで不審者の映像を撮影することができるためです。

ボックス型カメラは防犯用途以外にも使われています。たとえば、鉄道の駅のホームでの事故監視、工場の製造ライン監視、発電所などの人が立ち入れない場所の異常監視、ダム・河川・火山などの状況の監視・記録にも使われています。監視画像をテレビやインターネットなどでリアルタイムに撮影・公開する場合もあります(ライブカメラ)。

ドーム型カメラ

ボックス型カメラが威圧的すぎて部屋の雰囲気を壊す場合は、代わりにドーム型防犯カメラが使われます。

防犯カメラの存在感があまり強すぎると、お客に不快感を与え、また店員や社員に強いストレスを与えます。その結果、たとえ防犯カメラに監視されていなくても、自分の行動を逐一カメラに見られていると妄想する精神障害者の数は増えつつあるということです。(「私は監視されている」 Wired Vision

その点、ドーム型防犯カメラは、カメラ全体がドーム内に収められているので、あまり目立ちません。もちろん不審者が見れば防犯カメラだとわかるので、威嚇効果もかなりあります。

ドーム型カメラは、最近では建物の入り口や室内だけでなく、廊下やエレベーター内にも設置されるようになってきました。

室内に設置して、お子様やペットの監視などに利用することもできます。 ただし、カメラ自体の光学性能はボックス型よりも落ちます。

隠しカメラ

壁や天井や家具や鏡などの内部に埋め込んで、存在をわからなくしたカメラです。鏡の裏側に組み込んだ隠しカメラはお客様に威圧感を与えないので、店舗などに設置されることがあります。

隠しカメラは、どちらかというと防犯目的よりもむしろ盗撮・盗聴目的に使われることが多く、一般向けではありません。

赤外線センサー付カメラ

無人の状態でカメラが24時間動作し続けると膨大な撮影記録が残り、後からこの撮影記録をチェックするのは大変です。しかし、必要な場合だけ、カメラが動作するなら、後からのチェックが簡単です。赤外線センサー連動カメラでは、赤外線監視エリアに人が立ち入った時だけビデオやモニターが動作するので、撮影記録のチェックも効率的に行えます。しかし、何らかの原因で動作しない場合もありますので、24時間フル監視型のカメラよりも信頼度は低くなります。

ワイヤレスカメラ

防犯カメラとモニターが遠く離れている場合、カメラの設置場所によっては、信号ケーブルを配線するのが難しくなります。こんなときにはワイヤレスカメラが役に立ちます。

ワイアレスカメラは、撮影した映像信号を、ケーブルを使わないで、電波でモニターの受信機に送信します。 しかし、 受信機は電波が届く範囲に設置する必要があるので、どこにでも自由に置けるわけではありません。 カメラが電池式の場合は、カメラへの電源ケーブルも配線不要になります。その代わり、電池切れがおきないように、定期的に電池のチェックと交換を行う必要があります。

ウェブカメラ(IPカメラ)

撮影した映像信号を、インターネットまたはLAN経由で映像を送信するカメラをウェブカメラまたはIPカメラと呼びます。遠隔地にカメラを多数配備して、一箇所の監視センターで集中的にモニターするのに適しています。あるいは、監視映像を携帯電話など移動体通信装置(モバイルデバイス)で受け取ることもできます。

ただし、第三者に傍受される危険もありますので、暗号化通信を行う必要があります。(→ウェブカメラの問題点

録画ビデオカメラ

最近の防犯カメラは単に撮影するだけでなく、ビデオテープ、ビデオレコーダー(ハードディスク)、メモリーカードなどに映像や音声を記録できる製品が多くなっています。記録された映像は専用のモニターや家庭用テレビなどに接続して再生したりできます。

防犯カメラ内に電池とメモリーカードが内蔵されている機種では、配線の必要がまったくありませんので、たいていの場所に自由に設置できます。その代わり、手の届きやすい、わかりやすい場所に設置した場合、カメラごと盗難にあう可能性があります。

デジタルタイムコード埋込機能付カメラ

通常のビデオテープ、ビデオレコーダー(ハードディスク)、メモリーカードなどに映像や音声を記録した場合、いつ記録したかの日付・時間情報を後から改竄(かいざん)することが可能です。これはデジタルタイムコードを使うと防ぐことができます。

デジタルタイムコード埋込機能がある防犯カメラを使って撮影すると、特定の時間に撮影した録画画像の頭だしが簡単にでき、また、後からの録画改ざんを防ぐことができます。

耐衝撃性カメラ

暴力的な犯罪が起こると、証拠隠滅のため、防犯カメラが破壊される恐れがあります。しかし、特別に頑丈な耐衝撃性防犯カメラを備えておけば、攻撃に耐えて、犯行映像を記録することができます。ほとんどの耐衝撃性防犯カメラは、ドーム型カメラであり、見た目は通常の防犯カメラとまったく同じです。

耐衝撃性カメラであっても、布製の覆いなどをレンズの前にすっぽりかけられてしまうと、正常な映像記録ができなくなります。しかし、カメラが高い天井に取り付けられている場合は、そのような心配は少なくなります。

ダミーカメラ

ダミーカメラとは、形だけは本物のカメラそっくりですが、電子回路が入っていないため撮影や記録ができません。たんなる威嚇効果による防犯のための製品です。

ダミー防犯カメラは、視覚的な威嚇効果を出すため、カメラ本体が目立つ場所に設置します。LEDなどを点灯させて動作中であるかのように擬似動作をする機種もあります。ボックス型とドーム型のダミーカメラがあります。

威嚇効果を出すためには、自然で適切な位置に設置する必要があります。

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